誕生日の花と花言葉で想いを伝えよう: ７月27日の誕生日の花と花言葉で想いを伝えよう(フウロソウ（風露草))

フウロソウの誕生日の花と花言葉で想いを伝えよう

フウロソウ属に分類される植物は約430種類もあります。
白やピンクや紫などの可憐な花を咲かせる植物で日本の山野に広く分布してます。
フウロソウ育て方が簡単でガーデニングにも人気がある山野草です。

フウロソウ（風露草)
花言葉 : 変わらぬ信頼、陽気

フウロソウ属にはいろいろな種類があります。
多くの種類はヨーロッパ産、あるいは小アジアやヒマラヤから中国南西部原産です。
ほとんどのものが株立ちになるか数本の茎が這うようにマット状に広がります。
地下に太い根を多数もつものや、頑丈な根茎をもつものが多く、
鉢植えにする場合は比較的大きい鉢で栽培する必要があります

フウロソウは高山植物としては扱いやすい種が多く初心者におすすめです。
多くの選別品種や交配種も育成されており北国ではグラウンドカバーのように
扱えるものもあります。
草丈は10～30cm程で開花期は4月～6月、花色はピンク、白、紫、です。

◆主な扱い易い品種と主な改良品種

チシマフウロ

北海道と東北地方の一部、シベリア東部から北米大陸北西部の高山帯の草原に生える。
草丈20〜50cm、まっすぐ茎を伸ばして株立ちになる。
花は直径3cm弱でふつう紫色、横向きかやや上向きに咲く。
北海道の一部に見られるチシマフウロの花色の薄いものはトカチフウロと呼ばれる。

ヤクシマフウロ

屋久島特産で高地の草原に生える。茎は這うように伸びて長さ15cm前後、
花径は2cmほどで、花色はごく薄い桃色の地に赤紫色の脈が入る。
花つきはいまひとつ悪く性質も強いとはいえないマニア向け。
夏の間は40〜50％の遮光下に置く。

ゲラニウム・マクロリズム

ヨーロッパ中部からロシア南西部の森林や低木林に分布し、
石灰岩の崖や礫原などに生える。草丈30〜45cm、葉は根元に群がってつく。
花茎は長く伸び出し、先端に直径2cm強の花が数輪、横向きに咲く。
花色は桃色で地下茎が長く伸びて大株になり強健種で寒冷地では宿根草として扱える。

ゲラニウム・ダルマチクム

クロアチアからアルバニアの山地の岩場に生える。
草丈10〜15cm、茎はほとんど伸びず葉は根元に群がってつく。
花茎は長く伸び出し、先端に直径2.5cm前後の花が数輪、横向きに咲く。
花色は桃色で頑丈な根茎があり少しずつ伸びて大きな株になる。

ゲラニウム × カンタブリジエンセ

ゲラニウム・マクロリズムとゲラニウム・ダルマチクムの交配種。
姿はゲラニウム・ダルマチクムに近いが旺盛に繁殖し草丈30cm余りになる。
性質はゲラニウム・マクロリズムの丈夫さを引き継いだ優秀な園芸品種がある。

ゲラニウム・キネレウム

ピレネー山脈の標高1200〜2600mの岩場や礫原に生え草丈15〜30cm、
茎は短くマット状に広がり花径は3cmほどで花色は明るいピンク色に濃赤紫色の
網目が入る。
栽培品のなかにはゲラニウム・サブカウレスセンスと混同されているものも有るが、
ゲラニウム・キネレウムには花の中央に目がない。

ゲラニウム・サブカウレスセンス

イタリア半島中部から南部、バルカン半島南部から西部の山地の岩場や礫原に生える。
草丈15〜30cm程でゲラニウム・キネレウムとよく似るが花色は濃いマゼンタピンクで、中央に黒い目がある。
ゲラニウム・キネレウムの亜種とされることもあり明るいピンクの花が咲く
スプレンデンスが普及している。

ゲラニウムバレリーナ

ゲラニウム・サブカウレスセンスとゲラニウム・キネレウムの交配種。花色は明るい桃色の地に濃いマゼンタピンクの網目模様がかかり、中央に黒い目がある。両種のよい点を受け継いだ名花で、1960年代にアラン・ブルーム（1906〜2005年）によって作出された。株分けでふやす。

ゲラニウム・サングイネウム

ヨーロッパからロシア西部、トルコ北部の草原や森林に生える。
株立ち状にやや立ち上がるか這うように伸びてこんもり茂る。
草丈20〜30cm。花は直径3cmあまりで明るいマゼンタピンク、白、ソフトピンク。
花つきはたいへんよく頑丈な根と根茎をもつ。
幅広い環境に適応する強健種で、寒冷地では宿根草として扱える園芸品種は多い。

ゲラニウム・セッシリフロルム