誕生花と花言葉はどういう経緯で付けられたのか、
花言葉をどんな使い方をしたら良いのか判らないという方もいるでしょう。誕生花と花言葉の決め方はその花の開花する時期や季節に合わせたものが多いですが国や地域によって決め方の違いがあるので一概には言えません。
日本にも海外から伝わったものと日本で固有に付けられたものなどもありますが、
生まれた日にちなんだ花というベースだけは変わらないようです。
ミヤコワスレの誕生日の花と花言葉で想いを伝えよう
ミヤコワスレ(都忘れ)・ミヤマヨメナ(深山嫁菜)
花言葉 : しばしの憩い、尊い愛、別れ、別離の悲哀、また会う日まで、憂いを忘る、
しばしの別れ、短い恋、優しい心、なぐさめ、忘れ得ぬ人
本州、四国、九州の山地に自生するミヤマヨメナの園芸品種につけられた和名です。
ミヤマヨメナは淡青色ですが、江戸時代から改良されてきたミヤコワスレには
淡青色だけでなく、青やピンク、白があり、4月から6月にかけて花を咲かせます。
花後は株元に短縮茎をつくり、ロゼット状になって夏越しします。
日当たりと水はけのよい場所を好み場所が合えば植えっぱなしで
毎年よく咲く多年草です。
◆ミヤコワスレの名前と花言葉になった逸話
話は鎌倉時代のことです。
承久3年(1221年)鎌倉幕府執権の北条義時を倒そうと、
後鳥羽上皇が討伐の兵を挙げました、これは承久の乱です。
この戦いで朝廷は幕府に敗れてしまい、その結果、後鳥羽上皇の息子で
当時の天皇であった順徳天皇は佐渡島に流刑となり、その後46歳で崩御するまで、
21年間の佐渡島暮らしを余儀なくされました。
順徳天皇は京都での日々を懐かしみ嘆き悲しむ毎日を過ごしていましたが、
父の後鳥羽上皇が御所の周りに植えていた白菊の花によく似た花を見つけ、
その花を眺めては寂しい心を癒やしていたといわれます。
その心を癒してくれた花について順徳天皇はこのような歌を咏んでいます。
『いかにして 契りおきけむ 白菊を 都忘れと 名づくるも憂し』
ミヤコワスレという名はこの歌から付いたと言い伝えられています。
ミヤマヨメナの品種改良によって現在のミヤコワスレが作られたのは
江戸時代に入ってからのことだから順徳天皇が見いいた花はミヤコワスレとは別名花になります。
改良品種には、可愛らしい鮮やかなピンク色の花を咲かせる
「浜乙女」や「桃山」白い花の「瀬戸の白雪」など色のバリエーションもあります。
◆庭植え方と鉢植えの管理
庭のどの場所に植えたらよいか迷ったら同じ品種を数株用意して違う場所に植え、
育ち具合を見てみるとよいでしょう。
適した場所がわかったら、その場所にたくさん植えて楽しめます。
良い半日陰の場所に置き気温が上昇するのを防ぎます。
暑さが苦手なので夏は半日陰になる場所が理想です。
株分けや植え替え、植えつけは、春と秋に行いましょう。
秋以降は肥料をあまり施さないほうが花がよく咲きます。
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ミヤコワスレ(都忘れ)・・しばしの憩い、尊い愛、別れ、別離の悲哀、また会う日まで
オシロイバナ(白粉花)・・あなたを思う、臆病、内気、不思議な気持ち
ケシの赤色(ポピー) ・・・慰め、慰安
アサガオ(朝顔)・・・・・はかない恋、愛情の絆、平静、結束、明日もさわやかに
エキザカム ・・・・・・・あなたの夢は美しい、あなたを愛します
ガーベラ ・・・・・・・・神秘、崇高美
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