誕生花と花言葉で想いを伝えよう
クロガネモチ（黒鉄黐）、
花言葉 : 魅力、用心、寛容、執着、仕掛け、
クロガネモチは関東から西の本州、四国、九州、沖縄に自生しています
海外では台湾、朝鮮南部、中国の暖地にも生育します。
日本や中国でも縁起の良い樹木として庭木などに使用されていることがありますが、
これは名前が金持ちに通じるところからきています。
クロガネモチは、雌雄異株で常緑の高木です
若枝や葉柄がクロガネ(鉄)のような紫黒色で樹皮からトリモチが取れる
ことからクロガネモチ（黒鉄黐）という名前がついたと言われてます。
花期６月頃で果期11月頃に新枝や葉柄が紫色を帯びる。
葉は互生して葉身は卵形～楕円形で先端は鈍く尖る。
縁は全縁で表側に折れ舟状となる傾向がある。
雌雄の単性花が各々別株につき雌株は本年枝の葉腋から出た１本の花序軸の先から
散形状に花柄を出して花をつける花弁５～６枚、雄蕊５～６個が見られる。
果実は葉腋から出た柄の先に散形状につき晩秋に赤く熟します。
蕾から開いた雄花の雄しべの先は赤いです。雄花は花弁が1.5ｍｍほどです。
中心部に大きな雌蕊があり、周囲に小さな雄蕊があります。花弁の数は６枚が普通です。
クロガネモチの雌花は中心部に大きな雌蕊があり周囲に小さな雄蕊があります。
花弁（花弁の長さは2ｍｍ。）の数は６枚が普通です。
実がなるのは雌の木のみで近くに雄の木がないと結実しません。
クロガネモチには雄と雌があって、雄の木に咲く花は雄しべが目立ち雌の木に咲く花は
真ん中の雌しべの周りに小さな雄しべがつきます。
◆クロガネモチの育て方
日のよく当たる場所を好む陽樹ですが以外に耐陰性も強く多少日当たりの悪いところでも
問題なく育ちます。
本来温暖な地域で育つ樹木なので寒さは苦手で関東地域と関東以西の地域が植栽適地です。植栽適地でも寒風のあたる場所は避けましょう。
寒さの厳しい地域での植栽は難しくて実付きも悪いです。
常緑樹ですが寒さが強かったり乾いた寒風があたる場合やひどく乾燥する環境では葉を
落とすことがあります。
植栽の用土は腐葉土など腐植質がたっぷり入った適度な湿り気をもつ肥沃な土壌で
よく育ちます。
庭に植える時は幹が太くなったり根が広い範囲に張ります。
建物の基礎や塀の基礎が傷つく恐れがありますので少し距離をとって植えるようにします。
鉢植えで育てたいと思ってる方も居るでしょうが、クロガネモチは生長が旺盛
なので管理が大変と思われます。
大変なのは、剪定刈り込みと大きい鉢へ植え替えを毎年行う必要があります。
また水管理と肥料の与え方を誤ると枯れてしまいます。
◆クロガネモチの剪定のポイント
剪定の適期は6月と9月です。
芽吹く力があるので強い剪定にも耐えられますが枝を透かす程度にすると
美しい樹形に整います。
今年伸びた枝で、長く無駄に伸びてしまったもので枝別れしているところで
切り落とします。枝の途中から剪定すると実付きが悪くなってしまいます。
絡み合っている枝や内側に向かっている枝などを間引いていきます。
剪定に慣れておらず不安な方は面倒ではありますが何度も全景を確認しながら
おこなうようにしてください。
鉢植え、地植えともに、２月中に寒肥として油粕に骨粉を混ぜた固形状の肥料を、
８月下旬頃に寒肥と同じ物をお礼肥えとして与えましょう。
12月19日の誕生花は下記の７種です。各々の花は複数日の誕生日の花に
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