モチノキの誕生花と花言葉で想いを伝えよう
モチノキ(黐の木)
花言葉 : 時の流れ
福島県以南の本州、四国、九州及び沖縄の山地や海辺に自生する常緑樹。
日本庭園には欠かせない植木でありモッコク、モクセイと共に「庭木の三大名木」と
される。日本のほか朝鮮半島の南部や中国の暖地に分布する。
葉が堅いため特に整然とした垣根になる。
潮風に強いことから海岸沿いの防風、防潮用として葉に水分が多いことから
防火用として使われることもあり大気汚染に強い。
生育すると樹高が10mを超えるので植え場所をよく吟味することが必要です。
刈り込みにも耐えるので、ある程度小さく保つこともできます。
モチノキの仲間は世界の熱帯や温帯に約400種があります。
果実が美しいため園芸的にも栽培される種類が多いのが特徴です。
モチノキの名は樹皮から「とりもち」の原料を採ることに由来します。
開花期は4月中旬~5月中旬で花は小さく目立ちませんが秋に熟す赤い果実が美しい
ことから庭園樹として広く栽培されます。
雌雄異株であるため実は雌木にしかなりません。
雌の木には11月~12月頃になると直径1センチ程度の朱色の実ができる。
これは鳥の餌になる、実の中には種が四つ入っており繁殖はこの実生によることが多い。
「とりもち」 は現在は法律で禁止されているが、かつての子供たちは篠竹などの先に
トリモチを付け野鳥や昆虫を捕まえるのに用いた。
トリモチは夏に剥いだ樹皮を2~3か月ほど水に漬け込み臼等で砕いて作る。
材は堅くて緻密であり、材の白さを生かして彫刻、ソロバンの珠、数珠、ツゲの
代用として櫛、印鑑などに使われる。樹皮は薬用、染料にも利用される。
◆モチノキの育て方
暖地性の木なので植栽の適地は福島県以南となるが場所を選べば東北中部でも
育てられるが冬に葉が黄変して見苦しくなる。
日照を好む木だが半日陰でも育つため家の北側でも植栽できる。
乾燥した場所よりは湿気のある場所の方が葉色は良くなる。
やや粘土質で保水性と養分のある場所が理想的です。
成長が遅く樹形が乱れにくいことがモチノキの長所だが枝葉が密生すると
カイガラムシが発生し、それに起因するスス病が起こりやすい。
ハマキムシ、ツノロウムシ、ルビーロウムシなどの発生もある。
自然樹形はほぼ楕円形だが庭での植栽の場合は球状に刈り込まれることが多い。
刈り込まれた後の復元性は高いがイヌツゲなどと比べれば葉が大きく刈り込んだ
直後の葉は見苦しくなる。
剪定の適期は6月~7月と11月~12月に年に二回行えばより良い。
刈り込むのはかなり大きくなった個体に限る、樹齢の少ないものは不要な枝を元から
切除する程度にとどめる。
上記の病害虫の被害を防ぐためには時折、枝を透かすような剪定をすると良い。
◆モチノキの種類
園芸品種では、葉が黄色い「黄金葉モチノキ」や葉に模様が入る「白覆輪」、
黄色い実がなる「キミノモチノキ」などがある。
野生種では、西日本の一部地域に見られる「シイモチ」日本海側の山地にのみ見られる
「ヒメモチ」がある。
コガネハモチノキ 白覆輪モチノキ 黄実モチノキ
シイモチ ヒメモチ
雄花 雌花
◆モチノキの仲間
などの落葉樹に大別されます、茶として飲用されるマテも南アメリカ原産の常緑の
モチノキの仲間になります。
モチノキ花 モチノキの実
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