1月9日 誕生日の花と花言葉 ビワ
ビワ(枇杷)、蘆橘(ろきつ)
誕生日 : 1月9日 6月27日 12月9日 12月20日
花言葉 : 「密かな告白」「治癒」「温和」「愛の記憶」
ビワの原産地は中国の南西部です、日本では四国地方や九州地方に生息し
南房総地域などでは栽培されています。
花は12月~2月の真冬に咲き暖かそうな綿毛に包まれた小さな花は風情があります。
枝の先に白色五弁の小花をたくさん付け花の色が白から黄みを帯びてくるに
したがって、香りが徐々に強くなってきます。
枝の先に白色五弁の小花をたくさん付け、花の色が白から黄みを帯びてくるに
したがって、香りが徐々に果実は5月~6月に最盛期を迎える 。
明治以降に品種改良が進み「田中」「茂木」「長崎早生」「楠」「野島早生」
「大房」など多くの種類が生まれた。
ビワの木は粘り強く弾力性があるのでビワの木で作った木刀は最上のものとされ、
柳生石舟斎は自分で削り愛用した、また農具の柄などに利用されています。
葉は生薬名を「枇杷葉」と云い主にあせもや打ち身、ねんざ、暑気あたり、
胃腸病に利用されます。
種の民間療法では、種を焼酎漬けにしたものなどがノドの痛みや口内炎、
歯茎の腫れなどを鎮める効果があるとされていますが、
大量に摂取すると吐き気やめまい肝障害を引き起こす可能性があります。
インド仏教の経典「大般涅槃経」には「枝、葉、根、茎ともに大薬あり、
病者は香を嗅ぎ、手に触れ、舌に嘗めて、ことごとく諸苦を治す」と記され、
別名「大薬王樹」と呼ばれて葉っぱが生薬や鍼灸に利用されることを表してます。
葉にはアミグダリンやクエン酸を多く含み、鎮痛作用があるとされています。
近年の研究では、アミグダリンががんの治療や血液浄化の効果があるとされています。
薬用で最も有名な「枇杷葉湯」はビワの葉に肉桂や甘茶、莪蒁などを細かく
切って煎じた液のことです。
薬売りが「疫痢を防ぎ、暑気払いの効果がある」といって「枇杷葉湯」を売り
歩く姿は、江戸時代の夏の風物詩だったという。
ビワの実にはベータカロチンやβクリプトキサンチンが多く含まれています。
これらは体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜、消化器官の働きを正常に保つ
作用があり美肌にも効果があります。
食用ビワの種類
長崎県、千葉県、和歌山県、香川県、愛媛県、鹿児島県など暖かい
地方で栽培され「茂木」「田中」「大房」「なつたより」「希房」「瑞穂」
などが主な品種
茂木 田中 大房
なったより 希房 富房
瑞穂 長崎早生 房州ぴわ
見た目にこだわるときはサイズも重要なポイント。
M~4Lなどサイズ表記がある場合が多いので、必ず確認しましょう。
Mサイズならピンポン玉程度、Lはひとまわり大きいサイズ、2L・3Lと大きくなり、
4Lは野球ボールほどあり大きいものは大玉とも呼ばれ、まるごとかぶりつくのも
おすすめです。
長崎県の代表は「茂木」や「なつたより」でどちらも上品な甘みが特徴。
長崎県びわは全国の生産量の30%以上を占めており日本最大のびわ産地です。
茂木は香り高く「なつたより」はやわらかくみずみずしい風味が楽しめますよ。
甘みを重視してびわを選ぶなら「茂木」「長崎早生」「なつたより」でしょう。
茂木は強めの甘みと控えめな酸味が特徴で西日本におけるびわの代表ともいえる品種。
香り高いので、びわならではの香りを楽しみたい人にもおすすめです。
「瑞穂」は人気の品種ですが、栽培方法が難しいため希少価値が高いびわともいえます
甘みと酸味のバランスを楽しみたい人には「田中」「希房」がうってつけ。
「田中」は甘みが強く適度な酸味が楽しめるのが特徴です。
果実はやや大きめで6月頃が旬の品種です。
希房は甘みと酸味のバランスがよく種がないのがポイント。
びわの特徴ともいえる大きな種がないため可食部が多いのが魅力といえます。
生産数が少なく希少価値が高いといった面、WEBサイトなどで旬の時期に出回る
こともあるので要チェックです。
千葉県を代表するブランドの「房州びわ」は、みずみずしい大きな粒が特徴です。
上品な味わいは皇室献上に使われるほど。房州びわといっても「田中」や「瑞穂」などさまざまな品種に分類でき品種によって栽培方法が異なります。
鹿児島ブランドのびわの特徴は、酸味の少ないみずみずしい味わいにあります。
クセのないほんのりとした甘みで食べやすいのが魅力です。
鹿児島ブランドも品種はさまざまで、「長崎早生」や「茂木」が一般的な品種といえます。
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