誕生日の花と花言葉で想いを伝えよう
花言葉とは「一つ一つの花の特質にふさわしい意味を持たせたもの」を指し、
起源はトルコの風習にあるとされています。
17世紀頃のトルコでは、恋人への愛を文字や言葉ではなく「思いを託した花」を
贈ることで表現していました。
その習慣が各国にも広がり日本には19世紀末の明治初期に花言葉が輸入されたのです。
やがて日本人の風習や歴史に合わせ日本ならではのオリジナルな花言葉が
できあがったと言われています。
想いある人に合う花を育てて誕生日に花と花言葉を添えて贈ると大切な人に嬉しく
喜ばれることでしょう。
サンシュユ誕生日の花と花言葉で想いを伝えよう
サンシュユ(山茱萸)、春小金花、
花言葉 : 持続、耐久、強健、気丈な愛、成熟した精神
中国及び朝鮮半島を原産とする落葉樹で薬用樹として日本へ渡来したようです。
若葉よりも先に4枚の苞葉に包まれた小花を春一番に開花し花色は鮮やかな
黄色になることから「春小金花」との別名でも呼ばれます。
サンシュユは中国名の「山茱萸」をそのまま音読みしたものです。
茱萸とは「グミ」のことで、すなわち「山のグミ」の意味で果実が茱萸に似ている
ことからこの名前になったとされています。
春黄金花という別名は植物学者の牧野富太郎博士が命名したとされています。
開花は2月~3月で小さな花が20~30輪ほど集まって咲き、
それぞれの小花には花びらが4枚あり4本の雄しべが目立ちます。
秋に真っ赤な透き通るような実をつけることから果実名は「アキサンゴ」あるいは
「サンゴバナ」「ヤマグミ」などの別名があります。
10月~12月頃に熟す赤い実は渋くて生食には向かないがビタミンCが豊富に含まれおり乾燥させたものは薬用の生薬、滋養強壮、強精などととして、
また冷え性、低血圧などの民間薬のほか健康食品や果実酒として利用されています。
花言葉は健康や滋養強壮に関連するイメージと健全な肉体と精神のバランスを
イメージした花言葉と思われます。
◆サンシュユの育て方
サンシュユはとても丈夫な植物です。
直射日光には弱いですが暑さには強く寒さにも弱くは無く渇水に気をつける程
ではありません。
鉢植えでの育成も可能ですが高さが5m〜8mほどに大きく育つ植物なのでので
基本的に庭植えで湿地で無ければ普通の庭地で育成する方が良いでしょう。
庭植えで移植して根付き育ち始めたらほったらかしで勝手に育ちます。
もし育ちが悪かったら緩効性肥料を根本へ埋めてやります。
大きく育ったら自然樹形が良いのですが見栄えよく剪定してください。
鉢植えにした時は日当たりの良い場所で育てると花付きや花色が良くなるので
数時間でも日光に当てるようにします。
鉢植えで育てる場合の用土は赤玉土と完熟腐葉土を混ぜたものなどを使用すると、
サンシュユとしても適した良い用土になります。
鉢植えの肥料は年に3回与えてください。
元肥は、ゆっくりと効果が持続する緩効性肥料を施します。
花後と9月頃にも元肥として緩効性肥料を与えます。
1月~2月頃は寒肥として骨粉と油かすでつくった有機質肥料を株元に埋めます。
株が若い間は水をたくさん与えるとよく生育しまますので水切れしないように
注意してください。
花芽がでてくる7月頃と落葉期は少し乾燥している程度が丁度いいですので、
水やりは控えめにしまします。
サンシュユは剪定には耐え得るので花が咲き実が出来る事を思って
2月12日の誕生花は下記の5種です。各々の花は複数日の誕生日の花に
もなって居るので花の詳細は花名をクリックして下さい。
《2月12日誕生日の花と花言葉で想いを伝えよう》
キツネノマゴ・・可憐美の極致
サンシュユ・・・持続、耐久、気丈な愛
ネコヤナギ・・・率直、自由、思いのまま
レンギョウ・・・豊かな希望、かなえられた希望
プリムラ・マラコイデス・・・富の誇り、美の神秘、素朴、運命を開く
他の日の「誕生日の花と花言葉」は、この画面右上の検索から
「◯◯月◯◯日誕生日」と入力して検索をクリックしてください。
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または右側ラベル「誕生日カレンダー」よりも検索できます。
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