誕生花と花言葉はどういう経緯で付けられたのか、どんな使い方をしたら
良いのか判らないという方もいるでしょう。
誕生花と花言葉の決め方はその花の開花する時期や季節に合わせたものが
多いですが、国や地域によって決め方の違いがあるので一概には言えません。
日本にも海外から伝わったものと日本で固有に付けられたものなどもありますが、
生まれた日にちなんだ花というベースだけは変わらないようです。
誕生日花を象徴する花言葉は、ギリシャ神話や各地域の伝説や風習にちなんだ
言葉や、その花のイメージになぞられた言葉が花言葉に選ばれてその植物を
象徴する言葉として付けられています。
誕生日の花に花言葉を添えて贈ると大切な人に嬉しく喜んで貰えると思います。
花束を贈る自分の気持ちと、花束を受ける気持ちを表現できる花を探して、
花言葉を添えて花束を贈る習慣は現在の日本も盛んに活用されています。
想いある人の誕生日には、自分の気持ちを花言葉で想いを伝えましょう。
ミカンの誕生花と花言葉で想いを伝えよう
ミカン(蜜柑)、
花言葉 : あなたは純潔です、花嫁の喜び、清純、純粋、愛らしさ、
ミカンの原産国はインド、中国、日本で木と実にもそれぞれ花言葉があります。ミカンの木の花言葉は「寛大」「気前のよさ」そしてミカンの実には
「美しさ」「優しさ」という花言葉があります。
ミカンは室町時代に中国から渡来し他の柑橘系に比べて甘かったことに
由来しまるで蜜のように甘い果物という意味で「蜜柑」と呼ばれるようになりました。
ミカンは柑橘系の常緑低木で温暖な気候を好む植物で日本では主に
関西や四国、九州地方などで多く栽培されています。
開花時期は5月頃で白色の花が約2~3週間咲き花径は約3cmでジャスミンの
ような爽やかで甘い香りが漂います。
柑橘系に含まれる「リモネン」と呼ばれる香り成分には疲労の軽減や
リラックス効果などがあります。
ミカンの果実は10月~12月頃に収穫されます。
1本の木に多くの果実を実らせることから子孫繁栄の象徴としても知られています。
ミカンの皮は「フラベド」という外果皮によってオレンジ色に見えています。
ミカンには「ビタミンA」「ビタミンC」そして「カリウム」などが豊富に
含まれており血行の流れを良くする働きがあります。
ミカンに含まれる「ペクチン」はコレステロールの吸収を抑制する
働きがあり肥満や高血圧などの生活習慣病を予防する効果があります。
みかんとオレンジの違いは、いくつかあります。みかんの方が皮が薄くむきやすい、
種がない品種が多く、オレンジにはない「シネフィリン」という風邪予防に効果的な
栄養素を含みます。
オレンジは基本的にナイフや包丁が必要な皮の硬さと分厚さがあり、みかんよりも
濃厚な味と香りをもっています。
そのため、ジュースやジャムなどによく利用されています。
◆日本で栽培されている主な種類
日本国内で品種改良されている柑橘系の品種では約80種類以上あります。
地域性や品種によって果実の大きさや味などはさまざまです。
みかんの花、みかんの木、みかんの実には花言葉がありますが、下記デコポンや
他の種類には花言葉はありません
温州みかん、
(大きさの目安、Sサイズ直径5㎝、Mサイズ直径6㎝、L~2Lサイズ7~8㎝位)
鹿児島県原産のミカンで、日本で一番多く栽培されている品種です。
木の高さは4m~5m程度、温州みかんという名前は、その当時柑橘類の
産地で知られてた中国浙江省温州にちなんで名付けられました。
デコポン、
(大きめなサイズはH8.8cm×W8.8cm)
正式名称は「不知火」と呼ばれ1972年に「清美」と「ポンカン」の
交配により誕生した品種です。
糖度13度以上でクエン酸1%以下と一定の基準を満たしたものがデコポンと
呼ばれ流通しています。元々は熊本県原産で甘くて濃厚な味が特徴です。
伊予柑、 (1個は220g~280g)
愛媛県が主な原産地であり「伊予柑」という名前は1930年に伊予国にちなんで付けられた。
ミカン類とオレンジ類の自然交配によって偶然誕生した品種であると言われています。
ビタミンCが豊富に含まれ疲労回復や高血圧などの予防に効果があるとされてます。
ハッサク(八朔)、
(1個は250~350g、 7.3cm~10.2cm)
江戸時代末期に広島県で原木が発見されたことがきっかけで栽培が開始されました。
皮は黄色くて厚みがあり独特の酸味と苦みがあるのが特徴です。
はっさく(八朔)の名前は旧暦の8月1日(八月朔日)に由来し昔はその
時期から食べられていたようですが現在ての食べごろはの2月~3月頃です。
夏みかん、
(1個のサイズは5.5cm~7cmほど)
夏みかんは正式名称は「ナツダイダイ」でミカン科です。
4~5月に収穫されて夏にかけて食べられるみかんです。
山口県長門市仙崎に漂着した南方系の柑橘の種を育てたのが始まりで、
明治初年に商品として栽培されるようになり冬の温州みかんと
区別して夏みかんと呼ばれました。
文旦
外観や、中身、味ともにグレープフルーツと似ていますが 外皮が硬く厚いので、
夏蜜柑と間違われることもあります。
果肉はしっかりしており小袋から剥がれやすいので、グレープフルーツとは違い、
一個ずつ綺麗な形で取り出せます。
味は程好い酸味と甘味があり味覚のバランスがとれていて美味しく、食べ厭きしない
果物です。
同種の甘夏は、正式名称を「川野ナツダイダイ」といい夏みかんの
変異品種で、突然変異の一種の枝変わりで昭和10年に大分県津久見市の
川野豊さんによって発見され夏みかんより酸味が少ないので甘夏と
呼ばれ夏みかんより早く色づき食べやすいので現在は甘夏の方が多く生産されています。
温州みかんの花 デコポンの花
伊予柑の花 八朔の花
11月23日の誕生花は下記の6種です。各々の花は複数日の誕生日の花に
もなって居るので花の詳細は花名をクリックして下さい。
《11月23日の誕生花と花言葉で想いを伝えよう》 キク・・・・・・・真実、誠実シダ・・・・・・・らしさ、誠実ストレリチア・・・寛容、恋の伊達者、気どった恋、おしゃれな恋、輝く心、ピラカンサ・・・・燃ゆる想い、慈悲、愛嬌、美しさはあなたの魅力ミカン・・・・・・あなたは純潔です、花嫁の喜び、清純ラケナリア・・・・継続無する、好奇心、決断、移り気、変化、緊張感、 弾む心、持続する愛、