誕生日の花と花言葉で想いを伝えよう
花言葉とは「一つ一つの花の特質にふさわしい意味を持たせたもの」を指し、
起源はトルコの風習にあるとされています。
17世紀頃のトルコでは、恋人への愛を文字や言葉ではなく「思いを託した花」を
贈ることで表現していました。
その習慣が各国にも広がり日本には19世紀末の明治初期に花言葉が輸入されたのです。
やがて日本人の風習や歴史に合わせ日本ならではのオリジナルな花言葉が
できあがったと言われています。
現在では花言葉を公式に認定する機関は存在しません。
花言葉を深く思わないで「コミュニケーション」といたしましょう。
想いある人の誕生花を育てて誕生日に花と花言葉を添えて贈ると嬉しく
喜ばれることでしょう。
サフランの誕生日の花と花言葉で想いを伝えよう
サフラン(泪夫藍)
花言葉 : 歓喜、過度をつつしめ、濫用するな、
サフランは秋咲きのクロッカスの一種で、もともとは染料、香料、薬用として
多く栽培されていましたが今は観賞用としても利用されています
花名の由来と属名の学名「クロッカス」はギリシア語の
「糸」が語源となり長く糸状に伸びるめしべをもつことに由来します。
サフランの名前はアラビア語で「黄色」を意味する「ザファラン」が
語源であるといわれます。
英語では植物をサフランクロッカス、香辛料をサフランと呼んでいます。
クロッカスの仲間で10月~11月ごろに花を咲かせるが薬用やスパイスとしても
用いられるので薬用サフランは秋咲きクロッカスとも呼ばれます。
一方、春に花を咲かすクロッカスは観賞用に栽培されるため、
花サフランや春サフランとも呼ばれます。
古代ヨーロッパではサフランの花には酒の酔いをさます
性質があると信じられる一方で、その反対に人を酔わせ過度に用いると
脳と神経を刺激し歓楽の度を過ごすようになるといわれていました。
花言葉の「歓喜」「過度をつつしめ」「濫用するな」も
これに由来するといわれます
ギリシア神話では、花の女神フローラは牧場で秋の夕暮れを楽しんでいました。
すると牧場の精が現れ「仔羊たちが秋の花たちとの別れを惜しんでいます。
どうか彼らが心地よく昼寝を楽しめるようにすてきなベッドを与えてください」と
フローラに頼みました。
フローラはその願いを聞き入れ、秋に咲く花としてサフランを咲かせ、
仔羊のベッドにしてあげたといいます。
その花をベッドにして羊たちはグッスリと眠れるようになりました。
それがサフランの始まりとなり秋の最後に咲く花になったそうです。
香辛料のサフランは味や香りに特徴があり、
香り成分のサフラナールは入っているので、
口の中に残る独特の香りがあります。
サフランのメシベの柱頭という部分を乾燥させたもので
独特の香りを持ち水に溶かすと鮮やかな黄色となることから、
南ヨーロッパ、中央アジア、西アジア、北アフリカなどの
地域において料理の色づけや風味づけの香辛料として使用されています
サフランの味の特徴とは刺激と苦みがありますが芳しい風味も感じられます。
サフランの独特の香りは魚や貝などの風味との相性が良いので、
ヨーロッパではブイヤベースやパエリアなど魚介料理の時の
スパイスとしても
使われています。
◆サフランの育て方
日当たりのよい場所を好む植物です。日当たりが悪いと花数が少なくなります。寒さにはとても強いので、冬も屋外で管理できます。高温多湿が苦手なので、夏の暑い地域では夏前に球根を掘り上げて涼しい場所で乾かして管理します。晩夏から初秋にかけて再び球根を植えつけます。
球根は浅く植えると芽はたくさん出てくるが花付きが悪くなるのでよくありません。 鉢植えの場合は球根1コ~1.5コ分の深さに庭植えの場合は球根2コ分の深さが適当です。
草丈はあまり高くならないので鉢に植える場合は高さの低い平鉢などに植えた方が開花時に見栄えが良い。 球根を手にとって選べる場合はできるだけ大きな球根を選びます(球根が大きい方が咲く花の数も多いです)。
球根の植え付けは8月下旬~9月中旬が適期です。植え付けが遅れると花が小さくなる傾向があります。
鉢植えの場合、鉢が小さいと花が小さくなったり花数が少なくなったりします。 植え替えて球根が太るスペースのある大きさにしましょう。
水やりは鉢植えの場合、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えるのが基本です。 冬~春にかけては水やりを控えてやや乾かし気味に管理します。
肥料は花後の11~12月ごろに、粒状肥料「野菜用」「植物全般用」を1m²当たり150gを 表土にパラパラまいて施します。
鉢植えでは用土1ℓ当たり5gの肥料を土の表面にばらまいて施します。これらは次の年の生育の為の栄養分を蓄えるための肥料です。肥料分が多過ぎると「軟腐病」が発生することがあるので注意しましょう。特に窒素分が多過ぎると軟腐病にかかりやすくなります。
花を終えた球根の管理は、春に葉が全体の2/3以上枯れた頃に球根を掘り上げます。 掘り上げた球根は雨の当たらない風通しのよい日陰に吊しておき葉が完全に茶色く枯れたら葉を取り除いて新しくできた子球を親球からはずしてネットなどの通気性のよい袋に入れて植え付け時期まで貯蔵しておきます。
高温多湿で球根が腐ることがあるので掘り上げますが、その心配がなければ数年間植えっぱなしでもかまいません。
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1月24日の誕生花は下記の5種です。各々の花は複数日の誕生日の花に
もなって居るので花の詳細は花名をクリックして下さい。
《1月24日誕生日の花と花言葉で想いを伝えよう》
オモト・・・・・長寿、崇高な精神、母性の愛、相続
カルダミネ・・・情熱的、色あせた恋
シネラリア・・・常に快活、望みある悩み、喜び
ミヤマシキミ・・寛大
サフラン・・・・歓喜、陽気、節度ある態度、ひかえめな美、青春の喜び、
悔いなき青春
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