誕生日の花と花言葉で想いを伝えよう
スモモの果実はモモに比べて酸味が強いことが和名の由来となっている。
日本では平安時代の頃から栽培され夏に付く実が生食や果実酒などに利用されてきました。
食物繊維や鉄分が豊富なことで知られドライフルーツやペーストをよく見かけます。
バラ科の植物であるスモモと言われる果実はプラムやプルーンと言います。
原産地は中国原産の「日本すもも」とヨーロッパ原産の「西洋すもも」に分類され、
生のすももをプラム、乾果したものをプルーンと呼ぶこともあります。
中国の故事に基づく「李下に冠を正さず」ということわざがあるように、
昔から東アジアで親しまれてきたのがプラム(スモモ)です。
3月~4月に桜によく似た白い5枚の花びらをもつ花を咲かせます。
葉っぱが生えるより先に花を咲かせるのが特徴で長い雄しべが中心から何本も突き
出ています。
6月~9月にかけて結実し甘酸っぱい実を付けます。
桃などの果樹に比べて酸っぱいことから酢桃(スモモ)という和名が付けられたようです。
◆ スモモの主な種類
大石早生
スモモの代表品種で最も多くの株が栽培されています。
皮が鮮やかな紅色をしており黄色い実が甘酸っぱく濃厚な味わい。
福島県で作出され寒さにも強くて育てやすいのですが1株だけでは結実しないので、
違う品種を近くに植え付ける必要があります。
サンタローザ
大石早生とともに日本でよく栽培されている品種です。
アメリカの育種家が日本と西洋の品種を掛けあわせて作られ1本でも結実しやすい
ことから今では世界中で栽培されます。
品種名は「サンタローザ」「ビューティー」「メスレー」などあります。
ソルダム
大石早生を元にアメリカで作られたプラムの品種です。
実が緑色の多い紫色で果肉は赤くなっています。
プルーン
セイヨウスモモの総称です。
プルーンは楕円形の果実で他のスモモの果実は丸型です。
アメリカのカリフォルニア州が世界的に知られる産地でドライフルーツやペーストなど
に加工されます。
雨によって実が裂けてしまうことから長野県や青森県、北海道など日本では雨の少ない
地域で栽培されています。
◆苗木の購入と育て方
スモモを庭に植えて花と果実をたのしみましよう。
スモモを植える時には、苗木を購入時は「このスモモは1本植えでも果実が実か」
を聞いてから購入いたしましょう。
スモモは基本的には1本植えでは果実が出来ません、他の種類と一緒に育てる
事で良い果実を収穫することが出来るからです。
ですが近年改良品種があり1株植えでも果実が実る品種がありますので、
購入する時に良く調べてから購入いたしましょう。
苗木を植え付けてから実を収穫できるまでには、約3年から4年ほどかかります。
スモモは12月頃に植え付けをするのが最適です。
鉢植えの場合は3月頃まで苗木を植え付けることができます。
スモモを育てる時は水はけのよい土を用いましょう。
スモモを鉢植えする場合は、赤玉土5:腐葉土5 の混合土などに植えつけます。
水やりは、土の表面が乾いてから水を与えます。
スモモは乾燥気味に育てた方が良いため夏は朝と夕方の1日2回、春と秋は1 日1回、
冬は月に4回から5回程度の水やりを目安にするとよいでしょう。
肥料は植え付けの12月頃には有機質肥料を施します。
開花前の2月に即効性のある化成肥料を与えます。
収穫後にあたる9月頃には翌年の生育のために化成肥料を与えます。
12月から2月頃に剪定を行います。
植え付けてから3年目くらいから前年に伸びた枝に花芽が付くようになりますので、
長果枝を短く切り詰めて花芽がたくさん付く短果枝がたくさん生えるようにします。
4月から5月頃には摘果をします。
実の大きさが親指大になったら枝多くを実らせると最適な実になりません。
1ケ所に1の実が残るように摘果します。
どの実を摘果したらよいかは見た目にわかりやすいのでそれほど難しくありません。
受粉に成功してキレイに膨らんだ実がある一方、実が小さいままで軸が黄色くなって
いる実がありますので、そういった実を摘果しキレイに膨らんだ実を残すように
しましょう。
鉢植えのスモモは根詰まりしないように2年から3年に1回は植え替えます
植え替える時は、前の鉢より一回り大きい鉢にして用土を変えましょう。
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